e-Tax(電子申告)の確定申告のやり方【画面付き手順・つまずきポイント解説】

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e-Tax(電子申告)の確定申告のやり方
【画面付き手順・つまずきポイント解説】

e-Taxでの確定申告のやり方を画面別手順で完全解説。マイナンバーカード方式・スマホ申告・マイナポータル連携の手順、よくあるエラー10選の対処法まで網羅。初めての電子申告でも迷わず完了できます。

🏆 結論:マイナンバーカード+対応スマホでe-Taxが最速・最有利

e-Taxによる確定申告のメリットは、青色申告65万円控除・24時間提出可能・還付金が約3週間で振込・添付書類の省略。マイナンバーカード+読取対応スマホがあれば自宅から完結します。2025年9月末でID・パスワード方式の新規発行は停止済みのため、これから始める方はマイナンバーカードが必須です。

## e-Taxとは何か?電子申告のメリット e-Tax(イータックス)は、国税庁が運営する国税電子申告・納税システムです。確定申告・納税・各種届出をオンラインで完結できます。 ### e-Taxを使う5つのメリット
メリット 内容
①青色申告65万円控除e-Tax提出が要件(郵送・窓口は55万円に減額)
②24時間提出可能税務署の営業時間に縛られない
③還付金が早い約3週間で振込(郵送は1〜1.5ヶ月)
④添付書類の省略医療費・寄附金等の控除証明書添付不要
⑤マイナポータル連携控除データを自動取得・自動入力

参考: 国税庁「スマホとマイナンバーカードでe-Tax!」

📢 e-Tax利用率は4人に3人

2025年現在、確定申告者の約4人に3人がe-Taxを利用しており、電子申告がスタンダードになっています。確定申告会場の混雑も避けられるため、毎年早めの対応が推奨されます。

## e-Taxの3つの利用方法 e-Taxを利用するには3つの方式があります。
利用方式 必要なもの 特徴
①マイナンバーカード方式マイナンバーカード+対応スマホorICカードリーダー主流・推奨
②ID・パスワード方式税務署発行のID・パスワード2025年10月以降新規発行停止
③スマートフォンのマイナンバーカードスマホに搭載した電子証明書Android対応・iPhoneは2026年1月から

📢 ID・パスワード方式の新規発行停止

2025年9月末でID・パスワード方式の新規発行は停止されました。2025年10月1日以降にe-Taxを新たに使う方は、マイナンバーカード方式が必須です。既にID・パスワードを発行済みの方は引き続き利用可能です。

### マイナンバーカード方式の必要機材
利用機器 必要なもの
スマホのみマイナンバーカード+読取対応スマホ
PC+スマホPC(推奨環境)+読取対応スマホでQRコード認証
PC+ICカードリーダーPC+対応リーダー(2,000〜5,000円)

💡 推奨はスマホのみ完結方式

iPhone7以降・Androidの大半の機種(2016年以降発売)はマイナンバーカード読取に対応しています。「マイナポータルアプリ」と「e-Taxアプリ」の2つをインストールするだけで申告完結。マイナンバーカードを使った詳細手順は「マイナンバーカードを使った確定申告の方法」を参照してください。

## 事前準備5ステップ e-Taxで申告する前に、以下の事前準備を完了させます。 ### ①マイナンバーカードと2種類のパスワード確認 マイナンバーカードには2種類の電子証明書があり、それぞれにパスワードが設定されています。
電子証明書 パスワード 用途
利用者証明用電子証明書数字4桁ログイン認証
署名用電子証明書英数字6〜16文字送信時の電子署名

⚠️ パスワード入力ミスの累積に注意

パスワード入力に一定回数失敗するとロックされ、コンビニのキオスク端末か市区町村窓口で初期化が必要になります。誤入力回数は時間経過でクリアされないため、不安なら事前に「公的個人認証サービスポータルサイト」で有効性を確認してください。

### ②マイナポータルアプリとe-Taxアプリのインストール スマホで申告する場合、以下の2つのアプリが必要です。 - **マイナポータルアプリ**: マイナンバーカードの読取・本人認証用 - **e-Taxアプリ**: 申告書送信用 App Store / Google Playから無料でダウンロード可能。古いバージョンだとエラーになるため、最新版に更新してください。 ### ③利用者識別番号の取得 e-Taxを利用するには16桁の「利用者識別番号」が必要です。マイナンバーカード方式なら、確定申告書等作成コーナーから初回ログイン時に自動取得されます。 ### ④マイナポータル連携の設定(任意・推奨) マイナポータル連携を設定すると、以下のデータが自動取得されます。
取得可能データ 対応している主な発行元
給与所得の源泉徴収票勤務先(税務署にe-Taxで提出している場合)
医療費通知健康保険組合・協会けんぽ
ふるさと納税の寄附金受領証明書対応自治体・ポータルサイト
生命保険料控除証明書大手保険会社
住宅ローン控除関係書類対応金融機関
iDeCo・小規模企業共済掛金証明書運営機関
### ⑤推奨環境の確認
機器 推奨環境
PCWindows 10/11・macOS最新版
ブラウザMicrosoft Edge・Google Chrome・Safari最新版
iPhoneiPhone7以降・iOS 16.4以上(2026年5月以降必須)
Android2016年以降発売の対応機種

⚠️ iOS 16.4未満は2026年5月以降使えなくなる

2026年5月以降、iOS 16.4未満の端末ではマイナポータルアプリが利用できなくなる予定です。古いiPhoneを使っている方は、OSアップデートか別端末・PC環境への切替を早めに検討してください。

## e-Tax確定申告の画面別手順【マイナンバーカード方式】 確定申告書等作成コーナーを使った申告手順を画面ごとに解説します。 ### ステップ1:確定申告書等作成コーナーにアクセス 国税庁HPから「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、「作成開始」をクリック。 ### ステップ2:提出方法と税目の選択 提出方法選択画面で以下を選びます。 - 「e-Taxで提出 マイナンバーカード方式」を選択 - 作成する申告書: 「所得税」を選択 - 作成する年分: 「令和7年分(2025年分)」を選択 ### ステップ3:マイナポータル連携の選択 「証明書等のデータを取得するために、マイナポータルと連携しますか?」と質問されます。

🧮 連携の判断基準

連携する: ふるさと納税多数・医療費控除・生命保険料控除など対象データが多い人(入力時間大幅短縮)
連携しない: 事業所得のみで控除証明書が少ない人(連携設定の手間が省ける)

### ステップ4:マイナンバーカードの読取とログイン 「QRコードを表示」ボタンをタップ→PC画面のQRコードをスマホで読取(またはスマホ単体ならそのまま進む)→マイナポータルアプリが起動→**利用者証明用パスワード(数字4桁)を入力**→マイナンバーカードを読み取る。 ### ステップ5:利用者情報の登録(初回のみ) 初めての方は氏名・住所・生年月日・電話番号などの利用者情報を入力。利用者識別番号が自動発行されます。 ### ステップ6:収入・所得の入力 確定申告書等作成コーナーで以下の順に入力。
入力項目 入力内容
事業所得(営業等)青色申告決算書 or 収支内訳書から転記
給与所得源泉徴収票の数値を入力
不動産所得家賃収入と必要経費
雑所得副業収入・年金等
配当所得株式配当等
### ステップ7:所得控除の入力 各種控除を入力します。マイナポータル連携していれば多くは自動入力。
控除項目 入力内容
社会保険料控除国民年金・国保・健康保険料
小規模企業共済等掛金控除小規模企業共済・iDeCo
生命保険料控除生命・医療・個人年金
医療費控除医療費の明細書を作成
寄附金控除ふるさと納税・認定NPO等
配偶者・扶養控除家族の所得情報
特定親族特別控除(2025年新設)19〜22歳の親族の所得
### ステップ8:税額計算と確認 入力完了後、自動で税額が計算されます。「還付○○円」または「納付○○円」が表示されます。 ### ステップ9:電子署名と送信 「次へ」をタップ→**署名用パスワード(英数字6〜16文字)を入力**→マイナンバーカードを再度読み取り→送信。 ### ステップ10:受信通知の確認 送信後、e-Taxのメッセージボックスに「受信通知」が届きます。これが提出証明として機能します。

💡 入力データはこまめに保存

確定申告書等作成コーナーは、サイト上に入力データを保存できません。途中で中断する場合は「入力データを保存する」をクリックしてローカルに.dataファイルをダウンロードしてください。通信エラーで最初からやり直しになるリスクを回避できます。

## e-Taxのよくあるエラー10選と対処法 実務でよく見るエラーとその対処法をまとめました。
エラーコード/症状 原因 対処法
EDX005マイナポータルサーバの混雑時間をおいて再試行(深夜帯がおすすめ)
HUBH278Eログイン時と署名時のカードが違う同じマイナンバーカードでログイン・署名する
HUBH001U利用者識別番号やパスワードのミス通知書を再確認・利用者識別番号の桁数(16桁)を確認
HJS0407E電子署名が正しく付与されていないマイナンバーカードを最後まで読み取る・有効期限確認
HUBH457E電子証明書が失効市区町村役場で電子証明書を更新
001-E0002通信エラー・サーバタイムアウトアクセス集中時間帯を避けて再試行
マイナンバーカード読取失敗スマホとカードの位置・ケース干渉①ケースを外す ②iPhoneは上部、Androidは非接触ICマーク付近 ③動かさない
パスワードロック入力ミスの累積コンビニキオスク端末・市区町村窓口で初期化
入力画面が消える通信エラー・誤操作こまめに.dataファイルでローカル保存
ポップアップで送信できないブラウザのポップアップブロック国税庁サイトのポップアップ許可設定

参考: 国税庁「e-Taxエラー解決(トラブルシューティング)」

### マイナンバーカード読取のコツ 読取エラーが最も多いポイント。以下3点を必ず守ります。

📋 読取成功の3点セット

  • ケースを外す:薄型でもNFC干渉あり。金属リング付きは特に外す
  • 位置を合わせる:iPhoneは本体上部・Androidは背面のNFC/おサイフケータイマーク付近
  • 動かさない:「読取中」表示後はカード・スマホ両方を完全固定
## 送信後の確認方法 申告書を送信した後の確認手順です。 ### 受信通知でチェックすべき項目
確認項目 内容
受付日時提出日として有効な日時
受付番号問合せ時に必要(必ず保存)
所得金額入力したものと一致
還付/納付額表示通り
エラーメッセージ「正常に受付されました」を確認
### 還付までの期間
提出方法 還付までの期間目安
e-Tax約3週間
郵送1〜1.5ヶ月
税務署窓口1〜1.5ヶ月

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## e-Taxで納税する方法 申告と同時に、納税もオンラインで完結できます。
納税方法 特徴
①ダイレクト納付事前登録した銀行口座から即時/指定日引落・無料
②インターネットバンキングe-Taxから情報を引継ぎ・手数料は銀行による
③クレジットカード納付納付額に応じて手数料発生
④スマホ決済(Pay系)PayPay・d払い・auPay等で30万円まで
⑤QRコードでコンビニ納付30万円まで・無料

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## よくある質問(FAQ)
マイナンバーカードを持っていない人はe-Taxを使えませんか
既にID・パスワード方式を発行済みの方は引き続き利用可能ですが、2025年9月末で新規発行は停止されました。これから始める方は、市区町村でマイナンバーカードを取得する必要があります。発行には申請から1〜2ヶ月程度かかるため、確定申告期前に余裕を持って準備しましょう。
スマホだけで青色申告65万円控除を受けられますか
はい、スマホからのe-Tax提出も65万円控除の要件を満たします。ただし、青色申告決算書(損益計算書+貸借対照表)の作成と提出が必要です。スマホだけでは入力が大変なため、PC+対応スマホでQR認証する方式がおすすめです。
利用者識別番号を忘れた場合はどうすれば良いですか
e-Taxにマイナンバーカードでログインすれば確認できます。マイナンバーカードがない場合は、税務署で「利用者識別番号通知書再発行依頼書」を提出して再発行してもらう必要があります(本人確認書類必須)。
途中まで作成したデータを翌日続きから作成できますか
確定申告書等作成コーナーでは、入力途中で「入力データを保存する」をクリックすると、ローカルに.dataファイルが保存されます。次回はトップページの「保存データを利用して作成」から再開できます。サイト上にはデータが残らないため、ファイルは大切に保管してください。
申告書を送信した後、修正したい場合はどうすれば良いですか
期限内なら同じ申告書を再送信すれば、後から送信したものが正式な申告書として扱われます。期限後の修正は「修正申告」または「更正の請求」が必要です。詳細は「確定申告の間違い修正方法ガイド」を参照してください。
e-Taxは家族の分も同じパソコンから申告できますか
可能ですが、家族それぞれのマイナンバーカードと利用者識別番号が必要です。同一PC・同一ブラウザを使う場合、間に「ブラウザの履歴・Cookieをクリア」してから別人として作成・送信する手順を徹底してください。
医療費控除の領収書はe-Taxでも提出が必要ですか
領収書の提出は不要です。「医療費控除の明細書」をe-Taxで入力するだけ。ただし領収書は5年間自宅で保管する義務があります(税務署から提示を求められる可能性あり)。
確定申告ドットコムでe-Taxの代行依頼は可能ですか
はい、対応しています。お客様のマイナンバーカードがなくても、税理士の電子署名で代理送信が可能です。エラー対処・操作不安・忙しくて手が回らない方を全国オンラインでサポートします。

📋 まとめ

  • e-Taxは青色申告65万円控除の要件・還付3週間・添付書類省略の3大メリット
  • マイナンバーカード方式が主流。ID・パスワード方式は新規発行停止
  • 必要なのはマイナンバーカード+対応スマホorICカードリーダー
  • 2種類のパスワード(数字4桁・英数字6〜16文字)を事前確認
  • マイナポータル連携で控除データを自動取得・自動入力
  • iOS 16.4未満は2026年5月以降利用不可・OSアップデート必須
  • 読取エラー対策は「ケース外す・位置合わせ・動かさない」
  • 受信通知が公的な提出証明・受付番号は必ず保存

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