フリーランスにとって請求書は報酬を受け取るための重要な書類です。記載漏れがあるとトラブルの原因になります。正しい請求書の書き方を解説します。
請求書の必須項目
請求書に記載すべき項目は、請求書番号、発行日、宛名(クライアント名)、自分の氏名・住所・連絡先、品目(サービス内容)、数量・単価・金額、消費税額、合計金額、振込先口座情報、支払期限です。
源泉徴収がある場合の書き方
デザイン料や原稿料など源泉徴収の対象となる報酬の場合は、請求書に源泉徴収税額を記載して差し引きます。記載例:報酬額100,000円、消費税10,000円、源泉徴収税額△10,210円、差引請求額99,790円。源泉徴収の対象は税込金額ではなく、税抜金額に対して計算するのが原則です(請求書で報酬と消費税を明確に区分している場合)。
インボイス対応の請求書
適格請求書発行事業者の場合、請求書に登録番号(T+13桁の数字)を記載する必要があります。また、税率ごとの対価の額と消費税額を明記します。インボイス制度に対応した請求書を「適格請求書」と呼びます。
免税事業者の請求書
免税事業者は適格請求書を発行できません。ただし、通常の請求書は発行できます。消費税の記載方法に注意が必要で、「消費税」という表記ではなく、税込の総額を報酬として記載する方法が無難です。
請求書の保存
発行した請求書の控えは5年間保存が必要です。PDFで発行した場合は電子データのまま保存します(電子帳簿保存法)。
確定申告.taxでは、請求書の書き方のアドバイスも行っています。