フリーランスは会社員と違い、厚生年金がありません。老後資金の準備は自分で計画的に行う必要があります。
国民年金だけでは足りない
国民年金の満額受給額は年間約80万円(月約6.7万円)です。会社員の厚生年金の平均受給額(月約14万円)と比べると大きな差があります。国民年金だけでは老後の生活費を賄えないのが現実です。
フリーランスの老後資金の作り方
1. 付加年金(月400円):2年で元が取れる最強のコスパ。まず最初に加入すべきです。
2. 小規模企業共済(月1,000円〜70,000円):掛金が全額所得控除になり、受取時は退職所得扱いで税制優遇。事業をやめた時の「退職金」として機能します。
3. iDeCo(月68,000円まで):掛金が全額所得控除、運用益が非課税、受取時に退職所得控除または公的年金等控除。付加年金と併用する場合は月67,000円が上限です。
4. NISA:年間360万円まで非課税で投資できます。所得控除の効果はありませんが、運用益が非課税なのが最大のメリット。iDeCoと異なりいつでも引き出せる流動性の高さも魅力です。
いくら準備すべきか
老後30年間(65歳〜95歳)の生活費を月25万円とすると、年間300万円×30年=9,000万円。国民年金で約2,400万円(月6.7万円×30年)。不足額は約6,600万円です。iDeCoと小規模企業共済で毎月10万円ずつ30年間積み立てれば、運用利回り3%で約5,800万円になります。
節税しながら老後資金を作る
小規模企業共済とiDeCoの掛金は全額所得控除です。月10万円拠出すれば年間120万円の所得控除。所得税率20%+住民税10%の方なら年間36万円の節税効果があります。節税しながら老後資金を作れるのはフリーランスの特権です。
確定申告.taxでは、節税と老後資金のバランスもアドバイスします。