住民税は所得税とは別に、都道府県と市区町村に納める税金です。フリーランスの住民税は確定申告の結果をもとに自動で計算されますが、仕組みを理解しておくことが重要です。
住民税の税率
住民税の税率は全国一律で約10%です。内訳は都道府県民税4%+市区町村民税6%です。所得税のように累進税率ではなく、所得の大小にかかわらず10%です。このほか、均等割(年額約5,000円)が加算されます。
住民税の計算方法
住民税は前年の所得をもとに計算されます。つまり、2025年の所得に対する住民税は2026年6月以降に課税されます。計算式は「(前年の総所得金額−所得控除)×10%+均等割−税額控除」です。
所得控除の内容は所得税とほぼ同じですが、控除額が異なるものがあります。例えば基礎控除は、所得税が48万円に対して住民税は43万円です。
納付時期と方法(普通徴収)
フリーランスの住民税は「普通徴収」で、年4回に分けて自分で納付します。6月、8月、10月、翌年1月が納付期限です。市区町村から届く納税通知書を使って、銀行、コンビニ、口座振替、eLTAXなどで納付します。
住民税が高くなる1年目の罠
会社を辞めてフリーランスになった1年目は要注意です。住民税は前年の所得(=会社員時代の高い給与)をもとに計算されるため、フリーランス1年目で収入が減っても住民税は前年ベースで高額になります。独立時にはこの資金を確保しておきましょう。
住民税を安くするには
住民税は確定申告の所得に連動するため、所得税の節税対策がそのまま住民税の節税にもなります。青色申告65万円控除、経費の漏れなき計上、各種所得控除の適用が有効です。
確定申告.taxでは、住民税も見据えた最適な申告を行います。