会社員からフリーランスになると、保険の手配をすべて自分で行う必要があります。必要な保険を整理して解説します。
必ず加入する公的保険
国民健康保険:病気やケガの医療費を3割負担にする健康保険です。退職後14日以内に市区町村の窓口で加入手続きをします。保険料は前年の所得に基づいて計算されます。なお、退職後2年間は会社の健康保険を任意継続することもできます。保険料を比較して有利な方を選びましょう。
国民年金:老齢年金、障害年金、遺族年金の3つの保障があります。月額約17,500円の保険料は全額が社会保険料控除の対象です。付加年金(月400円)も加入すべきです。
検討すべき民間保険
所得補償保険(就業不能保険):病気やケガで働けなくなった場合に、月額の所得を補償してくれます。フリーランスは会社員のような傷病手当金がないため、長期間働けなくなると収入がゼロになります。特に家族がいるフリーランスは検討すべきです。
賠償責任保険:仕事のミスでクライアントに損害を与えた場合に備える保険です。フリーランス協会の会員になると賠償責任保険が自動付帯されます。
生命保険・医療保険:生命保険料控除(最大12万円)の対象になります。ただし、小規模企業共済やiDeCoの方が節税効果は高いため、優先順位は低めです。
保険料の経費・控除
国民健康保険料と国民年金保険料は社会保険料控除で全額控除。生命保険料と医療保険料は生命保険料控除(上限あり)。事業に関連する賠償責任保険は経費として計上可能です。
確定申告.taxでは、保険料の控除も漏れなく申告します。